デザインや動画のレビューツール「Brushup」―フェンリルから分社化で本格展開を開始

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デザインや動画のレビューツール「Brushup」―フェンリルから分社化で本格展開を開始

2017年2月1日 | 出典:TechCrunch

Brushupでユーザーはグループを作成し、アイテムごとにフィードバックやコメントをタイムライン上で管理できる。例えば、ゲームや制作物用のイラストを作成する場合、ディレクターとイラストレーターのグループを作成する。イラストレーターがイラストをアップロードすると、それに対してメンバーがコメントを加えることができるようになる。ディレクターはイラストの特定の箇所を選択してコメントを残したり、直接イラストにメモを書き込んだりすることができる。イラストレーターはコメントを確認してイラストを修正する。この工程を繰り返して、作品を仕上げるという流れだ。

(中略)

Brushupはデザインデータ以外にも動画やドキュメントファイルにも対応可能だ。当初は、イラストや動画制作、ウェブ開発といった分野での用途を想定していたが、最近ではそれ以外でも活用が広がっていると担当者は説明する。例えば、建築現場では工事の様子を撮影してフィードバックしたり、教育機関では学生の面接やプレゼンを指導するのに役立てていたりする。


「Brushup」自体はイラストやデザインのレビューツールですが、動画のレビューツールとしても使えるとのこと。

同じような映像レビューツールで「Wipster」というサービスがありますが、こういったサービスについて、意外と日本ではあまり知られていなかったりします。

Wipsterプロモーションビデオ

有名なところで、「SHOTGUN」や、「シン・ゴジラ」でも使用された「PE RUSH!」などもありますが、こういった映像制作用のパイプラインツール、プロダクションツールは、海外と比べてあまり日本では一般化されていない印象でした。

ツール自体がwebクラウドベースでユーザーからアクセスしやすく敷居が低くなることで、今後さらに日本でも広まっていくのでしょうか。そういう時期に来ているとは思いますが…。

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