ミュージックビデオは歌詞表示中心のリリックビデオの時代へ
ミュージックビデオは歌詞表示中心のリリックビデオの時代へ
いっぽう海外では、音楽ファンが洋楽アーティストの楽曲をYouTubeなどに投稿する際に、歌詞を使ったのが始まりだ(歌詞・曲などの著作権処理はYouTubeが一括して行っている)。
初音ミクのときと同様、近年どんどん豪華になるサウンドと反比例して聞き取りにくくなった歌詞が、はっきり理解できると人々に歓迎され、ついにはアーティスト本人がリリックビデオを手がけるようになったのだ。とくにヒップホップや電子音楽で力を発揮している。
今では、表示させる文字のフォントやタイミング、文字を書く場所にもこだわった、ポップアート作品の一つとして世界中の人々に楽しまれている。
その進化はとどまる所を知らず、小南千明の新曲「CLOSET」のリリックビデオは、歌詞を触っていくと得点が加算されるゲーム形式になっており、文字通り、今までより歌詞に“触れながら”楽しむことができるのだ。
リリックビデオとは
リリックビデオとはミュージックビデオなどで曲の歌詞を軸に構成された映像のことで、歌詞が曲に合わせ次々と繰り出していく映像のこと。
今回はリリックビデオで話題になったものを併せて紹介します。
Alicia Keys – Holy War
サカナクション – アルクアラウンド
Perfume – Hold Your Hand
Justin Bieber – Sorry
Awesome City Club – Vampire
小南千明による“歌と歌詞で遊べて聴ける”MVゲーム「CLOSET」
下記リンク先より「CLOSET」を楽しむ事ができます!
https://chiaki.themedia.jp/pages/598196/game
その他にも、音楽と同期して歌詞が表示されるスピーカー『Lyric Speaker』なるものも
こちらはSXSW・インタラクティブ・フェスティバルにてアジア初の『Best Bootstrap Company』も受賞。