NTT Com、スタジアムや会場から放送事業者やインターネット動画配信事業者などの拠点設備にリアルタイムで伝送する「映像ネットサービス」を開始

かんたんに言うと
  • NTTは新しくライブ中継を始める事業者などに向け「映像ネットサービス」を開始した
  • このサービスは、スタジアムや会場から放送事業者やネット動画配信事業者などの拠点設備にリアルタイムで伝送するというもの
  • スペースの制約を受けづらい小型装置の使用や、イベントが開催されない期間は回線料金が発生しない従量課金制などの特色がある

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、スポーツやイベントなどのライブ映像を、撮影現場となるスタジアムや会場から放送事業者やインターネット動画配信事業者などの拠点設備にリアルタイムで伝送する「映像ネットサービス」について、2017年4月3日より提供を開始することを発表しました。

(画像:プレスリリースより引用)

発表された「映像ネットサービス」とは

今回NTT Comより発表された映像ネットサービスは、新しくライブ中継を始める事業者や伝送にかかわる費用削減を検討する放送事業者、あるいは短期間のイベントでのみ映像配信を行いたいニーズを持つ事業者などに向けたサービス。
撮影現場のロケーションや設置スペースによる制約を受けづらい、移動できる小型装置を使用し、日本全国の様々な撮影現場からの伝送に対応するといいます。
また、スタジアムなどから事業者の拠点設備へ映像を届けるだけでなく、コンテンツを提供する事業者からスタジアムのスクリーンへ映像を届けるパブリックビューイングなどにも対応予定とのことです。

映像編集スタジオなどで一般的に利用されているHD-SDIやイーサネットインターフェースによる接続が可能で、エンコードも多様な方式の中から選択することができるとのこと。
また、従量制の料金を採用しており、伝送により発生する回線料金を日単位で支払うことが可能といい、イベントが開催されない期間は回線料金が発生しないといいます。

提供開始日は2017年4月3日より、提供範囲は、日本国内 (撮影現場並びに伝送先である事業者拠点双方が日本国内である必要があるとのこと)となっています。

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