BMD製品導入事例:40本以上の2017年秋季テレビ番組および配信シリーズで、Blackmagic Design製品が活躍

Blackmagic Designは同社の製品導入事例として、撮影監督、DIT、VFXアーティスト、オンラインエディター、カラリストたちが、2017年秋の新番組および継続番組、配信シリーズなどの仕上げに、同社の様々なプロダクションおよびポストプロダクション製品を使用していることを発表した。
発表によると、実に40本以上の番組で、Blackmagic Designのデジタルシネマカメラ、Fusion Studioビジュアルエフェクト/合成/3D/モーショングラフィックソフトウェア、DaVinci Resolve Studio編集/カラーコレクション/デジタルオーディオソフトウェア、スイッチャー、ルーター、モニター、キャプチャー・再生デバイスが使用されているという。

ASC(全米撮影監督協会)のクリスチャン・シェベット(Christian Sebaldt)氏、バイロン・シャー(Byron Shah)氏などの撮影監督が、URSA Mini ProやMicro Studio Camera 4Kの高画質、コンパクトなフォームファクターを活用してユニークなアングルの画やスタントおよびアクションショットを撮影していることも明かした。
また、Muse VFXなど、ハリウッドに拠点を置くVFXスタジオではFusion Studioを使用して多くのプロジェクトVFX作業や合成を行っているという。


DaVinci Resolve Studioは今や多くのポストプロダクションのプロたちにとって、必要不可欠なツールだ。DeluxeグループのEncore、Level 3、Company 3、EFilmは、140本以上のOTA、OTT、ケーブルシリーズ/番組を手がけているが、そのうち約85%で、カラーグレーディングにDaVinci Resolve Studioが使用されている。また、これらの番組の多くでコンフォームにもResolveが使用されている。

LAに一部拠点を置くポストプロダクション会社、Mango/The Loft Postは、複数の新番組や人気ネットワーク番組の続編で、オンライン編集およびカラーグレーディングにDaVinci Resolve Studioを使用しているという。

発表によるとMangoの代表取締役/共同創設者であるスタン・カッシオ(Stan Cassio)氏は以下のように語っている。


カッシオ氏:「The Loft Postは、Mangoがワンストップでポストプロダクションのあらゆるニーズに対応するために欠かせない部門です。」


カッシオ氏:「カラリストのジョー・クック(Joe Cook)Together Colorist Joe Cookとオンラインエディターのデイブ・マクラクラン(Dave McLaughlin)は、リアルタイムで共同作業が可能なDaVinci Resolve Studioにより、プロジェクトを滞りなく納品できました。」

(以下、プレスリリースより引用)

Blackmagic Designカメラおよびハードウェアを使用している2017年秋季テレビ番組:

撮影監督バイロン・シャー(Byron Shah)氏が「エクソシスト」の撮影にMicro Studio Camera 4Kをクラッシュカメラとして使用。Video Assist 4Kを収録に使用。

ASC(全米撮影監督協会)の撮影監督、クリスチャン・シェベット(Christian Sebaldt)氏が「Lucifer/ルシファー」のスタント、アクション、追加アングル撮影にURSA Mini Pro、Blackmagic Cinema Camera、Production Camera 4K、Video Assistを使用。

撮影監督トニー・ミルーザ(Tony Mirza)氏、DITのブライアン・ショルツ(Brian Scholz)氏が、「ワンス・アポン・ア・タイム」のセレクトショット(車用リグ、スタント)の撮影、およびクラッシュカメラにProduction Camera 4Kを使用。

撮影監督レット・ベア(Rhet Bear)氏が「Speechless(原題)」のルーティングおよびビデオ配信にSmart Videohub 20×20を使用。

撮影監督スティーブン・ジャクソン(Stephen Jackson)氏が「Travellers(原題)」で、狭い場所での撮影やクラッシュカメラにURSA Mini 4.6Kを使用。

撮影監督ジェイソン・クローザーズ(Jayson Crothers)氏とロン・シュミット(Rohn Schmidt)氏が、それぞれのネット番組にMicro Cinema CameraおよびPocket Cinema Cameraを使用。クローザーズ氏はVideo Assistモニター/レコーダーも使用。

オンセット・グレーディングおよびDIT:

DITゲイブ・コロドニー(Gabe Kolodny)氏が「Bull/ ブル 法廷を操る男」で、Smart Videohub 40×40ルーター、Videohub Smart Control、SmartScope Duo 4Kモニター、UltraStudio Expressを使用。

DITサム・マックコンヴィル(Sam McConville)氏が「Crazy Ex-Girlfriend(原題)」で、ATEM 1 M/E Production Studio 4Kスイッチャー、SmartView Duoモニター、DeckLink Miniレコーダーを使用。

DITカイル・クーベゴヴィッチ(Kyle Kurbegovich)氏が「サバイバー:宿命の大統領」で、DaVinci Resolve Studio、SmartView 4K、DeckLink Mini Monitor、Smart Videohub 12×12を使用。

DITジョナサン・イプ(Jonathan Yip)氏が「エクソシスト」でSmart Videohub 20×20、MultiView 4、SmartScope Duo、Mini Converter SDI Distributionを使用。

DITデイビッド・ザティン(David Satin)氏が「Kevin Can Wait(原題)」で、DaVinci Resolve Studio、Universal Videohub 72×72、UltraStudio Mini Monitor、多種類のDeckLinkカードを使用。

DIT ジョン・レイズ(John Reyes)氏が「Lucifer/ルシファー」で、Smart Videohub 12×12、
SmartScope Duo 4K、SmartView Duo、UltraStudio Mini Monitor、UltraStudio Mini Recorder を使用。

DITキース・パトナム(Keith Putnam)氏が「Madam Secretary(原題)」のオリジナルメディアの確認、
VFX合成のレビュー、高品質スチルのキャプチャー、Power Windowの作業に、Smart Videohub 20×20、
Mini Converter、UltraStudio Mini Monitor、Media Express、DaVinci Resolve Studioを使用。

DITデイン・ブレム(Dane Brehm)氏が「Marvel’s Inhumans(原題)」の最初の2エピソードに、DaVinci
Resolve Studio、Smart Videohub 20×20、UltraStudio Extreme 4Kを使用。

撮影監督クレイグ・キーフ(Craig Kief)氏、DITアーロン・ビラー(Aaron Biller)氏が「Me, Myself & I
(原題)」で、DaVinci Resolve Studio、Smart Videohub 16×16、HyperDeck Studio、DeckLink SDI
4Kを使用。

Fusion Studioを使ったVFX:

Flash Film Worksの合成スーパーバイザー、ジェレミー・ネルソン(Jeremy Nelson)氏とチームが「Jane the Virgin(原題)」で、Fusion Studioを使用。

Muse VFXの設立者/VFX監督のジョン・グロス(John Gross)氏、フレッド・ピエンコス(Fred Pienkos)氏とチームが「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」、「フラーハウス」 、「Kevin(Probably) Saves the World(原題)」、「Madam Secretary(原題)」、 「NCIS」、「ティーン・ウルフ」の合成にFusion Studioを使用。

DaVinci Resolve Studioを使ったポストプロダクション:

ColorTimeのラッセル・リンチ(Russell Lynch)氏が「Life in Pieces(原題)」、「Life in Pieces(原題)」、「モダン・ファミリー」をグレーディング。

DigitalFilm Treeのラカン・デ・レオン(Lakan de Leon)氏が「American Housewife(原題)」をグレーディング。

DigitalFilm Treeのジェイコブ・ティルマン(Jacob Tillman)氏が「NCIS:LA ~ 極秘潜入捜査班」をグレーディング。

DigitalFilm Treeのパトリック・ウッドアード(Patrick Woodard)氏が「American Housewife(原題)」、「NCIS:LA ~ 極秘潜入捜査班」をグレーディング。

Harbor Picture Companyのジョー・ゴーラー(Joe Gawler)氏が「She’s Gotta Have It(原題)」をグレーディング。

Light Iron LAのジェレミー・ソーヤー(Jeremy Sawyer)氏が「Better Things(原題)」をグレーディング。

Picture Shop のポール・アリア(Paul Allia)氏が「Damnation(原題)」をグレーディング。

Picture Shopのクリス・ボイヤー(Chris Boyer)氏が「ブラインドスポット タトゥーの女」、「Graves(原題)」、「Me, Myself & I(原題)」、「ウォーキング・デッド」をグレーディング。

Picture Shopのジョージ・ディレイニー(George Delaney)氏が「NCIS」、「NCIS: ニューオーリンズ」をグレーディング。

Picture Shopのジョージ・マノ(George Manno)氏が「Arrow/アロー」、「Lethal Weapon(原題)」、「ワンス・アポン・ア・タイム」、「Young Sheldon(原題)」をグレーディング。

Point.360 Creative Servicesのエイデン・スタンフォード(Aidan Stanford)氏が「Fresh Off the Boat(原題)」、「Youʼre the Worst(原題)」をグレーディング。

SIMのトッド・ボックナー(Todd Bochner)氏が「Jane the Virgin(原題)」、「Madam Secretary(原題)」をグレーディング。

SIMのジョン・ペルシケッティ(John Persichetti)氏が「ダイナスティ」、「スコーピオン」をグレーディング。

Technicolor PostWorksのサム・デイリー(Sam Daley)氏が「The Deuce(原題)」、「The Sinner 記憶を埋める女」をグレーディング。

ワーナー・ブラザーズ Motion Picture Imagingのスコット・クライン(Scott Klein)氏は、「Empire(原題)」、「Halt and Catch Fire(原題)」をグレーディング。

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