Blackmagic Designは、6G-SDIに対応した新しいMini Converterの、SDI to HDMIおよびHDMI to SDIモデルを発表しました。
2160p30までのあらゆるフォーマットで、SDIーHDMI、HDMIーSDIの変換が可能で、どちらのモデルもマルチレート6G-SDIインターフェースを搭載し既存の放送用SDI機器と互換性をもっています。モデルにより、HDMIの他にアナログ、AES/EBUオーディオ入出力も搭載し、SDI to HDMI 6Gモデルは、既存のモデルでは未対応であったHDMIインスタントロックや、33ポイント3D LUTサポートに対応しています。
また、既存の3G-SDIモデルおよび4Kモデルよりも低い価格設定となっており、Mini Converter HDMI to SDI 6Gは¥18,338（税込）で、Mini Converter SDI to HDMI 6Gは¥23,738（税込）で販売中です。

Mini Converter SDI to HDMI 6GおよびMini Converter HDMI to SDI 6Gは、InterBEEのBlackmagic Designブース（8211）にて展示されています。

Blackmagic Design CEO グラント・ペティ氏：「新しい6G-SDIモデルのBlackmagic Mini Converterは非常にエキサイティングな製品です。既存モデルよりも低価格ながら、高度な新機能や10-bitの放送局品質のビデオ処理に対応しています。」
「これらの新モデルにより、既存のSDI機器や設備などで、大画面テレビ、ラップトップコンピューター、デジタルシネマプロジェクターなどのあらゆるHDMI機器を使用できます！」

（以下、プレスリリースを引用）

HDMIテレビやプロジェクターは、新しいソースが接続された際、信号をロックするのに時間がかかる場合がある。Mini Converter SDI to HDMI 6Gは、HDMIインスタントロックによりアクティブなHDMI信号を継続的にディスプレイへ送信することでこの問題を解決する。つまり、前のソースと同一のフォーマット/フレームレートのソースに変更した際、グリッチとは無縁のクリーンなスイッチングを実現できるという。

例えば、Mini Converter SDI to HDMI 6Gにビデオルーターの出力を接続すれば、大画面のHDMIテレビで信号をモニタリングできる。ルーターの出力を切り替えると、HDMIテレビは瞬時に新しい信号にロックする。再同期の必要はない。

Mini Converter SDI to HDMI 6Gは、超高精度の劇場映画品質カラーコンバージョンを実現する33ポイント3Dルックアップテーブルを搭載。LUTを適用することで、オンセットモニタリングで、独自のルック、カラー、ガンマ変更をリアルタイムで作成できる。また、Mini Converter SDI to HDMI 6Gを、3D LUT適用の目的のみで使用することも可能。3D LUTはDaVinci Resolveと互換性があるので、撮影現場とポストプロダクションで同一のLUTを使用でき、一貫性のあるカラー・ワークフローを実現できる。

オーディオに関して、Mini Converter SDI to HDMI 6Gは、SDIから、HDMI、AES/EBUまたはバランスアナログオーディオ出力にデエンベッドする。HDMI to SDI 6Gモデルは、HDMI、バランスアナログ、またはAES/EBUオーディオからの入力オーディオ信号をSDIにエンベデッドする。

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