絶対に知っておきたい映画史を本格ドキュメンタリーで丸ごと学ぶ CS放送ザ・シネマ、『ストーリー・オブ・フィルム』を放送開始

洋画専門CS放送ザ・シネマは、映画の誕生から今日までの「映画史」を辿るドキュメンタリー番組「ストーリー・オブ・ フィルム」(全15話)を5月14日(日)より、毎週日曜の朝8:45~放送する。
番組では、ラース・フォン・トリアー、香川京子、ヴィム・ヴェンダースといった、さまざまな映画人も登場、5月は映画の誕生から映画の黄金時代1920・30年代を辿る第1~3回目が放送される。

放送情報

(以下、プレスリリースより引用)

・5月14日(日) 08:45~10:00 他
『ストーリー・オブ・フィルム 第1回:映画の誕生』

『ストーリー・オブ・フィルム 第1回:映画の誕生』© The British Film Institute/Hopscotch Films Limited 2011

偉大なる芸術、“映画”の誕生を、世界で初めて映画が撮影された建物を舞台に伝える。最初の映画スターや接写、特殊効果の話から、映画創成期の一番の売れっ子脚本家は女性だった、など驚きに満ちたストーリーが綴られる。

・5月21日(日) 08:45~10:00 他
『ストーリー・オブ・フィルム 第2回:アメリカ映画の功績、そして反抗』

『ストーリー・オブ・フィルム 第2回:アメリカ映画の功績、そして反抗』© The British Film Institute/Hopscotch Films Limited 2011

ハリウッドが煌びやかなエンターテイメント産業へと成長を遂げた軌跡や、メジャースタジオの誕生による映画スケールの拡大の中で生まれたアメリカ映画の功績、一方でそれに反抗する形で生まれた新たな映画の歴史を紐解く。

・5月28日(日) 08:45~10:00 他
『ストーリー・オブ・フィルム 第3回:世界中に現れた巨匠たち』

『ストーリー・オブ・フィルム 第3回:世界中に現れた巨匠たち』© The British Film Institute/Hopscotch Films Limited 2011

娯楽映画が全盛期を迎えた1920〜30年代初期、その輝かしさに反抗するかのように新たな映画を生み出した世界中の巨匠に迫る。日本からは小津、溝口作品の魅力を、彼らの映画に多数出演した香川京子が語る。

6/19(月)~6/25(日)は、第1~3回の再放送とあわせて、続く「第4回:音の出現」、「第5回:戦争の爪痕、新たな映画の潮流」、「第6回:映画の膨張」、「第7回:西ヨーロッパ映画の革命」を放送いたします。どうぞお楽しみに!

ラース・フォン・トリアー、香川京子、ヴィム・ヴェンダース

ラース・フォン・トリアー
映画監督・脚本家。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『メランコリア』といった作品や「ドグマ95」と呼ばれる映画制作の方法論で知られる

香川京子
女優。『ひめゆりの塔』『東京物語』『近松物語』『悪い奴ほどよく眠る』など。成瀬巳喜男、溝口健二、黒澤明などの著名監督の作品に多数出演している。

ヴィム・ヴェンダース
映画監督・脚本家・プロデューサー 主な作品に『さすらい』『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などがある。

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