Periscopeの新APIで、簡単に他アプリやカメラからライブキャストを実現。ライブ動画にプレロール広告の配信も可能に
Twitterは、2017年3月21日、外部ソースを利用した高画質ライブ放送を実況アプリ「Periscope」の新API(プライベートベータ版)の提供を開始したと発表した。

昨年10月には、中継できる新機能「Periscope Producer」を発表。
同機能を利用すると、ストリーミングソフトウェア、ハードウェアエンコーダーやその他のストリーミングソースからPeriscopeとTwitterにライブ放送を中継できるようになった。
新APIでは、アプリを使わずに直接外部カメラなどからライブ配信を行うことができる。
Facebook Live APIと同様に、本APIでは、サードパーティアプリケーションがPeriscopeアカウントの認証、ストリームの設定、ブロードキャストの開始と停止、Twitterへのライブ公開が可能になる。
APIでPeriscopeと直接接続できるようになったサービスは、LiveStream(Mevo)、Switchboard Cloud、 Telestream(Wirecast)、Teradek(VidiU )の4つ。
また、Brandlive、Giroptic iO 360、Grabyo、LiveU Solo、Make.tv、NewTek、TelescopeやVidpressoが近々対応する予定とのこと。
(Twitter公式ブログより一部引用)
・Teradekの高画質ビデオエンコーダーおよびデコーダから、フルハイビジョン画質1080pでTwitterとPeriscopeに直接配信できるようになりました。
・TerestreamのWirecastソフトウェアを利用すると、ライブカメラ、iOSのカメラ、デスクトップ、Webフィードなど、さまざまなデバイスからの配信が可能になります。ソフトウェアからTwitterやPeriscopeに直接ライブ配信でき、ライブスイッチ、アニメーションタイトル、トランジション、テロップ下に使うローワーサードなどのエレメンツ機能の編集も可能です。
・LivestreamのMevoカメラは、高画質のライブ動画の配信や編集が簡単で、Wi-FiやLTEが接続していればどこからでもPeriscopeとTwitterに動画を配信できます。
・Switchboard Cloudは、パフォーマンスを見ながら、ライブ動画をスムーズにTwitterやPeriscopeなどに配信しできる単一のWebプラットフォームです。
動画にプレロール広告の配信が可能に
また、TwitterはPeriscopeのライブ動画において、プレロール広告の配信が可能になったと発表した。

広告主がオンデマンドとライブ動画を活用し、ブランドとの関連性が高いライブ動画が配信されている前にメッセージを届けることが可能になる。
Periscopeのプレロール広告は、まずは一部の広告主から提供を開始する。広告主とコンテンツパートーナーの協力のもと、目標のオーディエンスにリーチできるようにカスタムキャンペーンをテスト中とのこと。
関連情報リンク
Twitter公式ブログ「Periscope APIのご案内」
Twitter公式ブログ「Periscopeの動画にプレロール広告の配信が可能に」