BlackmagicDesignが2016年2月6日に「ATEM Television Studio HD」など以下4製品の発売・値下げを発表。

・ATEM Television Studio HD

・HyperDeck Studio Mini

・Blackmagic Web Presenter

・Blackmagic Studio Cameraの軽量化および値下げ

これら4製品について、先日発表された各リリース情報は以下の通り。

ATEM Television Studio HD

ATEM Television Studioの後継機となる「ATEM Television Studio HD」を発売。希望小売価格は$995（税抜113,800円）。

ライブプロダクションスイッチャーの小型バージョン。8系統の入力、内蔵コントロールパネル、2つのスチルストア、DVE、オーディオミキサー、カメラコントロールユニット、マルチビュー、アップストリームおよびダウンストリームキーヤーなどの多彩な機能を搭載する。

詳細情報：https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20170206-01

Blackmagic Web Presenter

「Blackmagic Web Presenter」は、YouTube LiveやFacebook Liveなどのストリーミング用のソフトウェアやサービスでプロ仕様のSDIおよびHDMIビデオソースを使用した配信が行える。希望小売価格は$495（税抜56,980円）。

あらゆるSD/HD/Ultra HDソースをダウンコンバートし、あたかも720pのウェブカメラの映像かのように認識できるという。基本的にすべてのストリーミング用ソフトウェアはウェブカメラで使用できることから、Blackmagic Web Presenterでもあらゆるストリーミング用のソフトウェアが簡単に使えると同時に、品質を高めることができる。720pのストリーミングは、HDの品質および16:9アスペクトレシオが得られるが、データレートは低いためインターネットへのアップリンクがコンピューターの種類を問わず簡単に行えるとしている。

詳細情報：https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20170206-03

HyperDeck Studio Mini

ノンストップ収録可能なデュアルSDカードスロット搭載の小型放送用デッキ 「HyperDeck Studio Mini」を発表。希望小売価格は$695（税抜78,980円）。

HyperDeck Studio Miniはコンパクトなサイズで、マルチカム撮影でのISO収録に使用できるだけでなく、巨大なマルチスクリーンのデジタル広告の再生デッキとして、クライアントのオフィスや劇場での確認や承認用、ポストプロダクションで編集システムとの併用も可能とのこと。

また、入手が容易なSDカードやUHS-IIカードを使用して放送品質の10-bitビデオの収録・再生が可能。6G-SDIを搭載し2160p30までのあらゆるSD、HD、Ultra HDフォーマットに対応している。モニタリング用HDMI、内蔵シンクジェネレーター、FTP経由でメディアのアップロードが可能なイーサネットも搭載している。

詳細情報：https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20170206-02

Blackmagic Studio Cameraの軽量化および値下げ

Blackmagic Studio Cameraの2モデルがAC電源専用モデル(バッテリー内蔵なし）となったことを発表。

ライブプロダクションでは概してAC電源に接続して使用するので、バッテリー無しのモデルが欲しいというユーザーからのフィードバックに応える形で今回の開発が行われたという。

標準12V DC 4ピンXLR放送用電源コネクターを搭載しているので、ACメインまたはサードパーティ製のバッテリーパックから電源供給が可能。

HDモデルは$200の値下げで$1,495(税抜169,800円）となる。Ultra HD対応のBlackmagic Studio Camera 4Kは$2,495から$800値下げされ$1,695（税抜192,800円）となった。

詳細情報：https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20170206-04