ディズニー、少数センサーで実現可能なリアルタイムモーションキャプチャーシステムを論文で公開
Real-time Physics-based Motion Capture with Sparse Sensors
We propose a framework for motion capture using sparse multi-modal sensor sets, including data obtained from optical markers and inertial measurement units.
通常、本格的なモーションキャプチャーには大量の光学マーカーや内部センサーが用いられます。
こういったモーションキャプチャ用の準備には、求める精度が高いほど手間がかかり、さらに膨大な量のデータが生み出され、それを処理しなければなりません。
今回Disney Researchは、なるべく少数のセンサーで精度の高いリアルタイムモーションキャプチャを実現させる方法を公開しました。
どんな手法なのか
ざっくりいうと、
IMU(慣性計測装置)と呼ばれる内部センサーと光学マーカーを、モーションキャプチャを行なう人物の頭頂部、両手両足と尾てい骨部分に配置し、動きを計測します。
そして、あらかじめ人間の体の動きを学習させている物理モデルに計測したデータを入力し、データが物理的に正しい位置と動きになっているかを計算して関節の位置や姿勢などを照合させることで、でたらめなデータではないことを確認、これをリアルタイムモーションキャプチャとして反映させるというもの。
ちょっと難しいですね。
より詳細を知りたい方は原文ページで閲覧できる論文(英語)をご確認ください。