柔道日本代表 映像・分析ソフト「GOJIRA」に関する研究開発を実施
柔道日本代表 映像・分析ソフト「GOJIRA」に関する研究開発を実施
データスタジアム株式会社(代表取締役社長:加藤善彦、本社:東京都港区)は、スポーツ庁が行っている『ハイパフォーマンスサポート事業』の一環として全日本柔道連盟、筑波大学と共同で、リアルタイムに試合映像を取り込み、ポイント、技、罰則などの情報を取得し、選手、審判の傾向など詳細な分析を行えるシステム『Gold Judo Ippon Revolution Accordance(通称:GOJIRA)』を新しく開発いたしました。
2016年に開催された世界的なスポーツ大会はもとより、世界選手権大会やグランドスラム大会をはじめとする主要な国際大会を4年間、男女すべてに階級において2,000人にものぼる選手、約10,000試合の映像とデータを取得しました。取得したデータは、技の種類や精度から組み手の分類、時間帯別の得点・失点、審判の傾向までさまざまです。これにより、大会期間中もコーチや選手はほぼリアルタイムで映像を確認でき、日本のみならず対戦国の選手個人を分析し、特徴や傾向をつかむことができました。
【主な機能】
1.映像のリアルタイムキャプチャ
→試合と試合時間を合成した映像をリアルタイムにPCに取り込む
2.詳細データの取得
→ポイント、時間、技名、罰則名、組手、など現場での入力が可能
3.映像とデータはクラウド管理
→1試合終了するごとに、映像とデータをクラウドサーバーへ保存
4.Webでの詳細メタ入力
→現場で入力できなかったデータは、Webのツールで入力も可能
5.データ分析機能
→選手ごとのポイント傾向、技、罰則の傾向を集計
6.映像検索
→階級、国、選手、大会などから選手を検索し、映像で確認可能