利用されている有料動画配信サービス、1位は?
利用されている有料動画配信サービス、1位は?
有料動画サービスを利用していると回答した523人に、「主に利用する動画サービス名」を聞くと、「Amazon プライム・ビデオ」(45%)が1位に。年間3,900円(税込)で加入することができ、配送料無料や音楽コンテンツの聴き放題サービス(Prime Music)など多様なサービスが含まれることから、コストパフォーマンスが高いと認識され、利用者拡大につながっているよう。
続く2位は「Hulu」(27%)。月額933円(税別)でHuluに登録されている全てのコンテンツが見放題となる。HuluもAmazonも米国を発祥とするサービスであり、ハリウッド映画など海外コンテンツが豊富なことが評価されているよう。
以降、「GYAO!」(16%)、「dTV」(15%)、「楽天SHOWTIME」(15%)、「auビデオパス」(12%)と続いた。
同じICT総研「2016年 有料動画配信サービス利用動向に関する調査」を扱った別記事
15年の有料動画配信サービス利用者数は1,160万人 2019年には1,730万人へ拡大
ICT総研は、「2016年 有料動画配信サービス利用動向に関する調査」の概要をまとめた。
それによると、2015年末(12月末)時点の有料動画配信サービス利用者は980万人で、このうち定額制サービスの利用者数は約3分の2にあたる640万人であった。2016年末の有料動画配信サービス利用者は1,160万人となる見込みで、さらに2019年には1,730万人にまで拡大すると予測する。特に定額制サービスの利用者増が顕著で、2019年には定額制サービス利用者だけで1,500万人を突破する見通しだとしている。
有料動画配信サービスで利用されている主なコンテンツは映画(洋画)が66%と最も多く、次いで映画(邦画)が58%、さらに海外ドラマ45%、アニメ42%、国内ドラマ40%となっているという。