『ブレードランナー2』監督ドゥニ・ヴィルヌーヴが教えてくれた「オリジナルなSF」のつくり方
『ブレードランナー2』監督ドゥニ・ヴィルヌーヴが教えてくれた「オリジナルなSF」のつくり方
いま、「実際にありそう」で「斬新」で「独創的なディテールにあふれる」エイリアン映画をつくるには、どうすればいいのだろうか。その手がかりを、『メッセージ』を監督し現在『ブレードランナー2』を製作中のドゥニ・ヴィルヌーヴが語ってくれた。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
1967年生まれ。カナダの映画監督・脚本家。数本の短編映画を制作した後、1998年に『Un 32 Aout Sur Terre(英題:32nd Day of August on Earth)』で長編監督デビューを果たす。監督2作目の『渦』(01)でベルリン国際映画祭パノラマ部門の国際批評家連盟賞を受賞し、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞でも作品賞・監督賞を含む5部門を受賞。監督賞は計3回受賞している。『プリズナーズ』(2013年)、『複製された男』(14年)、『ボーダーライン』(15年)と次々に話題作を監督。『メッセージ(英題:Arrival)』の日本公開は17年5月が予定されており、さらにその次回作として『ブレードランナー2』が控えている。
『メッセージ』予告編
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『ブレードランナー』は、リドリー・スコット監督の1982年公開のアメリカ映画。言わずと知れたSF映画の金字塔。