ライブ映像を自動生成する自動映像スイッチングシステム『LiveCJ』

かんたんに言うと
  • 2017年1月26日に「LIVE MUSIC HACKASONG」というハッカソンが開催された
  • 最優秀賞に選出された『LiveCJ』はライブ映像の撮影から編集までを自動化するシステム
  • これは会場の音響を解析し、どの楽器が演奏されているかをアルゴリズムから判断、それを基にスイッチングを自動化させるというもの
元記事

“ライブ”と“テクノロジー”のコラボハッカソン開催〜Billboard LIVE MUSIC HACKASONGに垣間見る未来

2017年2月22日 | 出典:WirelessWire News

最優秀賞と株式会社クリエイティブマンプロダクション賞のダブル受賞を勝ち取ったのはチーム「ライブアース」。ライブ映像の撮影から自動的に編集を行うシステム『LiveCJ』の完成度の高さが注目を集めた。スマートフォンなど手持ちの端末で撮影した動画を解析して、そのデータを基にカメラスイッチングや加工を行なうことで、まるで人の手で編集されたかのような動画がリアルタイムで自動アウトプットされる仕組み。

2017年1月26日、“ライブ”と“テクノロジー”を組み合わせることで新たなライブ体験を生み出すことをテーマにしたハッカソン、「LIVE MUSIC HACKASONG」の最終結果発表が行われ、最優秀賞と株式会社クリエイティブマンプロダクション賞をチーム「ライブアース」の自動映像スイッチングシステム『LiveCJ』が受賞した。

自動映像スイッチングシステム『LiveCJ』

ライブ映像の撮影から編集までを自動化する装置『LiveCJ』を開発。

会場の音響を解析し、どの楽器が演奏されているかをアルゴリズムから判断、それを基にカメラのスイッチングを自動化させるというものだ。さらに、cerevo社によるライブ配信機能を搭載したビデオスイッチャー『LiveWedge』を『LiveCJ』と組み合わせることによって、mp4ファイルの自動生成も可能に。

これによって、例えば撮影や編集になかなかリソースを割けないアーティストでも、手軽にライブ映像でPRすることができる。Napster APIからアクセスできる膨大な楽曲情報データを利用することで、様々な音楽ジャンルに対応することもできるシステムとなっている。

・公式サイト ハッカソン概要、発表会レポートより引用


Billboard LIVE MUSIC HACKASONG

関連情報リンク

「LIVE MUSIC HACKASONG」公式サイト

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