NTT、「中村獅童」と「初音ミク」の『超歌舞伎』を最新技術でバックアップ

元記事

ニコニコ超会議2017|NTT×B2B2X|B2B2Xなどの取り組み

2017年1月17日 | 出典:NTT | ニコニコ超会議2017

日本電信電話株式会社(以下、NTT)は、昨年の「ニコニコ超会議2016」に続き「ニコニコ超会議2017」に超特別協賛いたします。また、「ニコニコ超会議2016」で大きな反響があったニコニコ文化と歌舞伎が融合した「超歌舞伎 Supported by NTT」についても、昨年に続いて技術提供をおこなう予定です。最新情報は2017年1月17日に公開するNTT Webサイト内のニコニコ超会議特設ページにて随時発表いたします

今年の演目「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」

今年もニコニコ超会議完全オリジナルとなる演目、「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」を初お披露目。今回は、廓(くるわ)を舞台にした、中村獅童さんと花魁に扮した初音ミクの恋物語。

「超歌舞伎 Supported by NTT」 NTTによる映像技術サポート


「超歌舞伎 Supported by NTT」の大きな注目ポイントとなる演出面をNTTのR&D技術がバックアップ。

昨年の超歌舞伎では、イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」の「被写体抽出技術」、「バーチャルスピーカ技術」など、NTTの最新映像技術を駆使し、従来の歌舞伎とは異なる新たな演出にチャレンジ。

被写体抽出技術

新しい被写体抽出アルゴリズムを用い、被写体の背景に特別な加工を施す必要なく、自然体の映像から被写体部分のみリアルタイムかつ精緻に抽出することが可能に。また、抽出した映像を、被写体が演じている場所とは異なる場所に擬似3D虚像によって立体的に投影。これにより、従来実現しえなかった、リアルな歌舞伎俳優と擬似3D虚像との共演を実現している。

バーチャルスピーカ技術

スピーカを配置できない映像中の被写体そのものに音像を定位させるとともに、被写体の左右移動に追従して音像位置を制御することができる「バーチャルスピーカ技術」を用いて、初音ミクの口元から声が観客へ直接届くような存在感の高い音響演出を実現。

昨年の「超歌舞伎」で上演された「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」

関連情報リンク

プレスリリース
NTT 公式サイト ニコニコ超会議特設ページ
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