4K HDR対応『α7R III』発売。デュアルスロット、プロキシ動画、120fpsハイスピード、クイック&スローなど

ソニーは、35mmフルサイズ Eマウントミラーレスデジタル一眼カメラ「α7R III」(ILCE-7RM3)を11月25日に発売することを発表しました。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37万円前後(ボディのみ)としています。
予約販売は10月31日(火)10時より開始予定。

全画素読み出しによる解像力の高い4K動画記録が可能に
スーパー35mmフォーマットで高解像度4K動画の本体内記録もでき、4K映像に必要な画素数の約1.8倍の豊富な情報量を活用して4K映像を出力し、より解像感の高い臨場感のある映像表現ができます。さらに、進化した画像処理システムによりフルサイズフォーマットでの4K動画記録の中高感度画質が大幅に向上し、より幅広いシーンでフルサイズならではの表現力をそのまま4Kの高解像度で記録可能です。4Kの記録フォーマットには、業務用映像制作に使用されているXAVC®を民生用に拡張したXAVC S®を採用しており、最大100Mbpsの高ビットレートで高画質記録が可能です。

4K HDR対応のピクチャープロファイルとして、新たにソニー製デジタルスチルカメラとして初めてHLG(Hybrid Log-Gamma)方式による4K HDR撮影に対応し、従来よりも広いダイナミックレンジで撮影すること可能に。撮影後にカラーグレーディングを必要としないため、効率的なHDR映像の制作が可能。また、S-Log2に加えて、シャドウからミッドトーンにかけての階調特性を重視したS-Log3を搭載。S-Log3設定時は14ストップの広いダイナミックレンジを実現しています。

新たに、フルHD映像で120fpsのハイスピード撮影も可能に。最大5倍までのスローモーションと、最大60倍までのクイックモーション撮影機能を搭載しており、最大50Mbpsの高画質フルHDで本体内記録が可能です。撮影フレームレートは、1~120fpsまでの8段階より、また記録時のフレームレートは24p/30p/60pから選択可能です。撮影後の編集作業もなくすぐにスロー効果、クイック効果をプレビュー確認できます。

また、UHS-II対応のSDカードと、SD(UHS-I)/メモリースティックのデュアルスロットを搭載。2枚のメディア間でリレー記録(記録メディア自動切換え)できるほか、同時記録や、RAW/JPEG、静止画/動画の振り分け記録、メディア間コピーなどが可能となっています。

外形寸法は約126.9×73.7×95.6mm(幅×奥行き×高さ)
重量はバッテリーとメモリカードを含めると約657g、本体のみで約572gとなっています。

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