カクテルメイク、動画制作に特化したプロジェクトコミュニケーションツール「Tukuru cloud」を公開

かんたんに言うと
  • カクテルメイク株式会社は動画制作向けコミュニケーションツール「Tukuru cloud」を公開
  • 同ツールは、直感的に矢印やオブジェクトを描き込むなど、web上で動画の共有や修正伝達が行うことができるという
  • 素材受取から動画確認、修正対応、納品やその後のファイル管理までおこなえると発表している

カクテルメイク株式会社(以下カクテルメイク)は、クラウド上で動画の共有や修正伝達が行える動画制作チーム向けコミュニケーションツール「Tukuru cloud(ツクルクラウド)」を7月20日より公開したことを発表しました。

「Tukuru cloud」は、プロジェクトメンバーがアップロードした動画の上に、オンライン上で直感的に矢印やオブジェクトを描き込め、その内容をクリエイターやクライアントとリアルタイムに共有し、チャットベースのコミュニケーションができるサービス。

これまでも、Autdesk社が提供する「SHOTGUN」のような、所謂パイプラインツールとしてこうした映像制作向けの業務管理・コミュニケーションツールは存在しましたが、こちらはより制作進行におけるプロジェクトメンバー間のコミュニケーションツールとしての役割が強くなっている印象です。
映像制作におけるSlackのようなイメージでしょうか。

発表によると、素材受取から動画確認、修正対応、チャットでのやりとり、納品やその後のファイル管理までの全てをオンライン上の1つのサービスで完結するといいます。
制作された動画が数秒でチームに共有され、確認からレビューまでの時間が短縮されることにより、品質の向上とコスト削減効果が見込めるとのことです。

カクテルメイクは、「Tukuru cloud」の年内100社の導入を目指しており、今後、作業管理や請求書発行などの機能追加、動画制作のプロジェクト管理~制作支援~決済管理までを一貫して行える、クラウドサービスとして世界へ向けて展開すると発表しています。

さて気になる導入費用ですが、公開されたサイトおよびプレスリリースではオープンになっていませんでした。
気になる方は、こちらの「Tukuru cloud(ツクルクラウド)」サービスサイトより資料請求がおこなえるようですので、ご確認を。
カクテルメイクの今後の動きにも注目です。

「Tukuru cloud(ツクルクラウド)」の特徴

(プレスリリースより引用)

①修正点を直感的に伝えられる
キャプチャとエクセルを利用して修正点を伝える必要がなくなります。アップロードした動画に矢印や図形を描くことでき、専門用語やニュアンスで伝えることなく、直感的に伝達ができます。

②ファイルを探す手間が省ける
容量充分なストレージがついているため、メールやファイル転送サービスを使用することなく、修正された動画のバージョン管理はもちろん、pngやzipなど素材データも一括管理が可能です。

③コミュニケーションがシンプル
クリエイターやクライアントとのファイル共有やフィードバックとすべてのコミュニケーションをツクルクラウドにて完結できるので、複数のツールを利用する必要がなくなります。

※追記(7/21)
開発元よりリリース文に誤りがあったと連絡を受け下記のように修正しております。
記事表記に誤りがありましたことをお詫び致します。

修正前【誤】 TukuruCloud(ツクルクラウド)

修正後【正】 Tukuru cloud(ツクルクラウド)

関連情報リンク

「Tukuru cloud(ツクルクラウド)」
カクテルメイク株式会社

関連記事