中国資本で生まれる「純日本製アニメ」の正体

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中国資本で生まれる「純日本製アニメ」の正体

2016年10月20日 | 出典:東洋経済ONLINE

これから中国資本のゲームやアニメが広がるのだろうか――。

カドカワ傘下の角川ゲームスは10月14日、自社のスマートフォンゲーム「スターリーガールズ」を中国で配信すると発表した。同社は中国Alpha Games社(アルファ社)と4月に資本提携し、第三者割当増資により9.9%超の出資を受けている。アルファ社はスターリーガールズの中国での独占配信権を取得し、2017年に「星娘収蔵」として配信する予定だ。

さらに両社は製作委員会を組成し、アニメ化も進める。監督は「薄桜鬼」「イタズラなKiss」などを手掛けたヤマサキオサム氏が務め、2018年には中国でネット配信される予定だ。制作スタッフは全員が日本人で、"純日本製アニメ"となっている。アルファ社が事業展開を担当するが、中国以外の地域は角川ゲームスが担当するため、アニメ星娘が日本に逆輸入される可能性もありそうだ。

関連ニュースとしては、角川ゲームスも傘下に入っているKADOKAWAでは、以前こんな動きもありました。

KADOKAWAがアジアにクリエイター育成学校 アニメーターや声優コースなど開講

2014年7月8日 | ねとらぼ

KADOKAWAはこのほど、アニメーターや声優などを育成するための学校「KADOKAWA Contents Academy」をアジアの10の国と地域で展開する計画を発表した。そこから生まれたコンテンツを同社が各国に販売し、優秀なクリエイターをマネジメントしていく計画だ。



今回の制作スタッフは全員日本人ですが、アジア圏でのアニメーター人材は豊富に育ってるでしょうし今後の中国製アニメの動向が気になります。

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