DJI、ハンドジェスチャー操作可能な同社最小ドローン「Spark」を発表。65800円〜

DJIは25日、低価格かつ同社最小ドローンの「Spark」を発表しました。
価格は日本円で6万5800円からとなっており、発送開始予定は2017年6月15日。
専用送信機、追加のプロペラ2組、プロペラガード、追加のバッテリー1個、充電ハブ、ショルダーバッグと必要なすべてのケーブルを含む『Spark Fly Moreコンボ』は、9万1800円(税込)です。

軽量・低価格かつ高機能

Sparkに搭載されているカメラは、1/2.3インチCMOSセンサーを内蔵したカメラで、1,200万画素の写真、ブレのない1080p高精細動画を撮影できます。2軸ジンバルとUltraSmooth技術により、ブレやローリングシャッター現象を大幅に軽減しているとのこと。
約16分間の最大飛行時間で、専用の送信機を使用すると、最長で約2km離れた場所から720pの動画伝送がリアルタイムで可能となります。
最高速度はスポーツモードで50km/h(無風時)となかなかなものです。最大上昇速度と下降速度は双方とも3m/秒(無風時)となっています。

Sparkの本体サイズは143×143×55mm(幅×奥行き×厚さ)。プロペラを含まない対角寸法は170mmで、本体重量は300g。本体カラーは6色が用意されています。
200g以上なので改正航空法のドローン飛行制限を受けるのでその点はご注意を。

ジェスチャーコントロール機能など

手のひらから離陸すると、Sparkは自動でジェスチャーモードに入ります。このモードには、手のジェスチャーに合わせてSparkを操縦できるPalmControl(パームコントロール)など新しい操縦機能を搭載しています。
ジェスチャーモードでは、手の動きだけでSparkを飛行させ、セルフィー撮影した後に、また手元に戻すことも可能とのことです。

新たに搭載したQuickShot (クイックショット)のインテリジェント機能を使うと、被写体をフレームに収めつつ、設定された経路に沿って飛行しながら、短い動画を撮影できます。
QuickShotには、カメラを下向きにして機体が上昇し撮影するRocket (ロケット)モード、斜め後ろ方向に上昇して撮影するDronie (ドローニー)モード、被写体の周囲を回りながら撮影するCircle (サークル)モード、上昇しながら被写体の周囲を旋回し撮影するHelix (螺旋)モードの4つのモードがあります。QuickShotのどのモードでも、Sparkは自動的に約10秒の動画を作成することが可能です。

先行予約はすでに開始

低価格でありつつも本格的な一般向け飛行ドローンであるSparkは、DJI公式オンラインストアにて先行予約を受付中です。

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