イマジカ、360度VR 立体映像および立体音響制作に向けたプロジェクト イマーシブ・メディア・ラボ(IML)を本格始動と発表

株式会社IMAGICAは、映像を視聴体験する際の没入感を追求する先進映像技術をリサーチするプロジェクトチームである、イマーシブ・メディア・ラボ(以下IML)を昨年8月社内に発足させました。
このIMLを中核とし、360度VR 立体映像および立体音響コンテンツの制作に向けた技術サービスを本格始動すると発表しました。

イマーシブ・メディア・ラボ(IML)

近年、めざましく向上したグラフィック性能と、応答速度や精細度などの優れたHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の普及により、従来の両眼立体視映像、VR/AR、サラウンド・オーディオ、大型フォーマット映像の分野においては、更なる進化した技術サービスが求められるように。
IMAGICAは、こうした映像分野において提供しつづけてきた技術サービスを更に進化させ、見る者が既存の枠にとどまらない没入感を体感できる映像技術を、確立するために立ち上げた技術開発チームだと、IMLのことを説明しています。

今後は、エンターテイメント分野だけでなく、IoTを利用した各種システム開発など既に多くの分野でさまざまな企画を予定しているとのことです。

(以下、プレスリリースより引用)
IMLでは映像を体感する際、没入感を構成する要素として、両眼立体視による 360 度映像と高次アンビソニック音響が重要であると考え、映像と音声のキャプチャーの方法、画像処理と音声処理についてリサーチを重ねてまいりました。配信プラットフォームやスマートフォンを用いた VR コンテンツを、実際に制作することによりすでに成果をあげております。
こうした成果を背景に、2017年度、IMLは没入感を追求するコンテンツ制作に向けたプロジェクトを更に本格稼働させてまいります。これらの技術開発はエンターテイメント分野のみならず、IoTを利用した各種システム開発など、すでに多くの分野において様々な企画が予定されております。
IMAGICA は、長年に渡り映像分野において多くの技術開発を提供してまいりました。IMLの本格始動により今後も進化する映像分野において、時代に即した技術提供、技術開発に対応してまいります。

この発表を受けてイマジカ・ロボット ホールディングスの株価も4日続伸

イマジカロボが4日続伸、360度VR立体映像および立体音響制作プロジェクトが本格始動

2017年4月28日 | 株経ONLINE

イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>が4日続伸。同社はこの日の午前10時30分ごろ、子会社のイマジカが発足したプロジェクトチームが360度VR立体映像および立体音響コンテンツの制作に向けた技術サービスを本格始動したと発表し、これが好感されている。


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株式会社IMAGICA

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