EIZO、macOS Sierra 10.12.4環境にてキャリブレーションを行うと画面の色表示が異常になる問題についてサポートページを公開

元記事

macOS Sierra 10.12.4環境にてキャリブレーションを行うと画面の色表示が異常になる問題について

2017年4月6日 | 出典:EIZO株式会社 サポート

macOS Sierra 10.12.4では「Night Shift」機能の利用が可能になりました(2012年以降のMacのみ対応)。当機能はモニターの色温度を自動で変更するため、モニターの調整に影響を及ぼす可能性があります。
対象モニターではモニターのキャリブレーション時にソフトウェアを介してカラーパッチを表示するため、Night Shiftにより画面の色温度が変化した状態でキャリブレーションを行うと、グレイバランス調整が正しく行えません。

EIZO株式会社は4月6日、2017年3月28日に公開されたmacOS Sierra 10.12.4と下記の対象ColorEdgeの組み合わせにおいて、ColorNavigator 6でグレイバランス調整を行う際に、画面の色表示が異常になるという問題が発生していることを発表。

対象となるモニターは以下の機種。

<対象モニター>
CG303W, CG301W, CG243W, CG242W, CG241W, CG232W, CG223W, CG222W, CG221, CG220, CG211, CG210

Night Shift機能をオンにすると、色温度を自動で変更するため、モニターの調整に影響を及ぼす可能性があるという点と、OSの問題によりモニターの色表示異常を引き起こす恐れがあるとの事です。

Night Shift機能の問題に関しては、2011年以前のMacは関係ないとのこと(古いMacはNight Shiftに対応していないため)ですが、
OSの問題に関しては、今後、OSのアップデートによって問題が改善する可能性はあるものの、macOS Sierra 10.12.4を導入している全てのMacに関係があるようです。
対応策は、こちらのEIZOサポートページからご覧ください。

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