VFXのウェブサイトであるFXGuideは、Wiredと共同で、映画『キングコング: 髑髏島の巨神』でのVFX特殊効果制作会社ILM（インダストリアル・ライト&マジック）の作業の舞台裏レポートを公開しました。
全編英語ですが、FXGuideのウェブサイトで読むことができます。

（一部引用、意訳）
For Skull Island, the design concept was to make Kong look like a modernized version of the 1933 Kong by sculpting anatomical body details that the original puppet lacked while retaining the familiar physical silhouette of Kong. “Also, like the original, our Kong walks as a biped and was designed with facial features and expressions that are evocative of the O’Brien stop motion performances”, added Rosenbaum.

『キングコング: 髑髏島の巨神』におけるキングコングのデザインコンセプトは、解剖学的にボディーの詳細を彫刻することにより、知られている”キングコング”というイメージを維持しながら、1933年公開版「キングコング」の現代バージョンのように見せることでした。
1933年版（オリジナル）でウィリス・オブライエンがストップモーションでつくったキングコングを思い出させるような顔の表現と特徴で、今回のキングコングも二足歩行で歩きます、とローゼンバウムは付け加えた。

※ウィリス・オブライエン…（Willis O’Brien、1886年3月2日 – 1962年11月8日）は、アメリカの特殊効果クリエイターで、世界的なストップモーション・アニメーションの先駆者。オリジナル「キングコング」の特殊効果を担当した。
※ローゼンバウム…ステファン・ローゼンバウム：視覚効果アーティスト 本作のシニアビジュアルエフェクトスーパーバイザー

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