カメラ映像からディープラーニングで人物を特定する

元記事

日立がカメラ映像の人物を深層学習で特定する技術、「物を拾う」の識別も

2017年3月27日 | 出典:IT Pro

 開発した技術は、カメラが撮影した映像中の人物の特徴を判定可能だ。性別や年齢層、髪型、服装の種類、色、所持品など12種類の特徴について100項目以上の外見に関する特徴を判定できる。

 「従来も、複数の特徴をそれぞれ別々のニューラルネットで処理させる技術は開発されてきた。しかし、計算量が膨大だったため実用的ではなかった」。日立製作所システムイノベーションセンタ メディア研究部の村上智一 主任研究員はこう説明する。

映像から人物を判別する技術は、近年AI(人工知能)技術の高まりと比例するように様々な分野で活用、広く知られるようになりました。

個人を特定するような詳細な顔認識でなくても、顔認識技術を使ったビッグデータを活用することで、来店者の年齢、性別を判断しマーケティングに活用する事例もあります。

顔認識で来店者を分析

顔認識来店者分析マーケティングシステムLYKAON

顔認識来店者分析マーケティングシステムLYKAONは、店舗やイベント会場における来店者の分析・把握のためのマーケティングシステムです。

これまで、購買層の年齢や性別といったマーケティング分析はPOSシステムによって把握されてきていましたが、非購買者の分析がされて来ませんでした。

その、非購買層も含めたマーケティング分析を、顔認識の技術を用いることで実現したのが、このLYKAONです。


日本ユニシス、映像から人や顔を認識する「人流解析サービス」--人の滞留を検知

2017年3月28日 | CNET Japan

日本ユニシスは、映像解析とモノのインターネット(IoT)基盤の技術を組み合わせた「人流解析サービス」を3月27日から販売開始する。

 設置カメラに併設した小型コンピュータで映像内の人や顔を認識し、その動線や顔から推定した年齢性別の情報を可視化したり、分析したりするもの。関連サービスとあわせ、今後4年間で300ユーザー、10億円の売り上げを目指している

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