山下敦弘撮り下ろし短編映画がWEB限定公開「ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画 ver. 」

元記事

「ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画 ver. 」

2017年2月17日 | 出典:PR TIMES

 日本たばこ産業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小泉 光臣)は、 NMB48・山本彩さんが歌う企業CMでお馴染みの「ひといきつきながら」の歌の世界観を映像化した『ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画ver.』を2月17日(金)よりJT公式サイトCMギャラリーおよびYouTube公式チャンネルで公開します。

JTがスポンサー提供する、日本テレビ系列「another sky-アナザースカイ-(毎週金曜日23:00~23:30放送)」限定CM「ひといきつきながら」シリーズの「それぞれの道篇」の短編映画版が、JT公式サイトCMギャラリーおよびYouTube公式チャンネルでWEB限定公開。

60秒、90秒版CMでは描ききれなかったストーリーを加え、より深く共感できる物語に。

本作では、NMB48・山本彩さんが歌う企業CMで使用されている「ひといきつきながら」の歌の世界観を表現。田舎の小学校を舞台に、上京した美香と、地元で小学校の先生を務める亜希の2人の絆を描いている。

ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画ver.

監督 山下敦弘インタビュー

監督:山下敦弘(やました のぶひろ)

1976年愛知県生まれ、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。

大学の卒業制作『どんてん生活』(99)が国内外で高い評価を受ける。ダメ男青春三部作を経て、女子高生がバンドを組む青春映画『リンダ リンダ リンダ』(05)を手がけ、新境地を開く。『天然コケッコー』(07)では、第32回報知映画賞・最優秀監督賞を最年少受賞した。

以後、『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『味園ユニバース』(15)、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』(15)。2016年は『オーバー・フェンス』『ぼくのおじさん』が公開された。現在、テレビ東京系にて『山田孝之のカンヌ映画祭』が放送中。

短編の動画制作に関して

いつもは映画など、長尺の作品がメインなのでこのような動画は初めての試みでした。

約8分という長さは、1シュチエーション・1エピソードで伝えたいことを込められる丁度よい長さであり、元々映画を作る中でもそのような見せ方をしていたので非常にやりやすかったです。自分が好きで出演して頂いている俳優さんをじっくり見せる事ができる長さだと感じています。今回の作品で言えば、多賀さんと韓さんが持つそれぞれの“らしさ”をありのままに描くことができ、そこがこの短編映画ver.のポイントにもなっています。

注目のシーンに関して

別れのシーンです。セリフで直接的に表現するのではなく、さまざまな葛藤を抱えながらも東京での日常に戻っていく美香と、それを見守る亜希という2人の様子。あのような瞬間を表現するためにドラマがあると思っています。ラストシーンのバス停に立つ美香と、職員室で仕事をする亜希。「こころの中はひとりじゃない」ということを確かめながら、それぞれの明日に向かっていく表情に注目して頂きたいと思っています。

山下監督の実体験に基づいた物語

教室の時計の裏から写真と手紙を取り出すシーンは、実際に中学生の時に同じ体験をしたことから着想しています。当時は男友達同士で写真を撮って遊んでいて、撮影した写真を時計の裏に隠しました。30歳くらいになったとき、友達と学校に行ってその写真を見つけたのを覚えています。学校の時計は親子時計(親時計からの信号により子時計を制御するシステム)になっているので電池交換が必要なく、取り外されることが滅多にありません。手紙を隠すのには最適な場所なのかもしれないですね。この動画を見て、同じような経験がある人は思い出して欲しいですね。

視聴者へのメッセージ

この作品を見て頂く事で、たまに昔を思い出したり振り返りながら、これからがんばっていく糧にしていただけたらうれしいなと思います。都会での生活に疲れた時に、昔の友達に会うのは簡単ではありませんが、子供の頃を思い出すきっかけになったり、前向きな未来を考えるきっかけになってくれればいいですね。8分の短編映画ver.をご覧になってから、60秒、90秒のCMもまた堪能して頂きたいと思っています。

出演は 韓英恵(かん はなえ)と多賀麻美(たが あさみ)

韓英恵(かん はなえ)

静岡県出身。1990年11月7日生まれ。2001年『ピストルオペラ』(第58回ベネチア国際映画祭出品)、2004年『誰も知らない』(第57回カンヌ国際映画祭出品)、2005年『疾走』(第1回ニュー・モントリオール国際映画祭コンペティション部門およびベルリン国際映画祭Panorama 部門出品)など、世界三大映画祭出品作への出演経験を持つ。

多賀麻美(たが あさみ)

神奈川県出身。1989年11月14日生まれ。ロロ公演「父母姉僕弟君」・「いつ高」シリーズやワワフラミンゴ「ホーン」・「野ばら」、PARCO Production「転校生」・「幕が上がる」等の舞台や映画「ダンスナンバー 時をかける少女」出演で活躍中。

関連情報リンク


JT CM GALLERY – ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画ver.
JT – ひといきつきながら それぞれの道篇(90秒)
JT – ひといきつきながら それぞれの道篇(60秒)

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