技術がスター・ウォーズに近づいた!? 新たな立体映像技術
技術がスター・ウォーズに近づいた!? 空中に商品が浮かび上がる新たな立体映像技術が実現
新たな立体映像技術「Hypervsn」が、CES 2017で注目を集めています。ショップの上空に商品の広告が浮かび上がる様は、まるでスター・ウォーズの世界のよう。
過去には日本企業のバートンによる空中描画装置が発表されています
何もない空中に立体映像が! - 未来館が空中描画装置の公開デモを実施
日本科学未来館は10月20日、同館併設の研究棟を拠点とする「空中3Dディスプレイプロジェクト」が開発した、世界初の空中描画装置のデモンストレーションを実施した(画像1)。その模様をお届けする。
今回の空中描画装置の技術は、日本企業のバートン(およびエリオ)の木村秀尉 CEO兼ディレクター(画像2)およびプロジェクトリーダー(技術担当)の浅野明ディレクター(画像3)らが中心となって開発したものだ。開発のきっかけは、阪神・淡路大震災だったそうで、避難誘導のための目印として空中に文字や矢印などを描画できないものか、という発想が始まりだったという。
今回CESで公開されている技術「Hypervsn」は、詳細な技術は非公表ですがネット上では透明なディスプレイを回転しつつ映像を再生しているのではと推測されており、上記のバートンによるホログラム技術などの先行技術よりも安価に提供できることを強みにしています。
LEDランプが羽根に付いている、文字や図形が浮かぶ扇風機を思い出してしまいました…。
関連情報リンク
Hypervsn公式サイト:http://kino-mo.com/