映画制作のバックステージへと誘う『世界シネマ大事典』発売!

元記事

読者を映画制作のバックステージへと誘う、圧巻のオールカラー大事典『世界シネマ大事典』発売!

2016年12月9日 | 出典:PR TIMES

株式会社三省堂(東京都千代田区 代表取締役社長 北口克彦)は、イギリスQuintessence社刊行の”THIS IS CINEMA”の日本語版となる『世界シネマ大事典』を2016年12月9日(金)より発売します。

本書では、1990年代の映画草創期から21世紀の現在に至るまで、古今東西の名作映画を、年代別およびジャンル別に分類し網羅しています。それぞれのジャンルごとにポスターや写真を豊富に配し、主要な作品や監督、俳優などについてわかりやすく解説するとともに、歴史年表を付して当時の社会や政治の状況をあわせて理解できる構成になっています。


さあ、このオールカラー576ページ、図版総数1,100点以上という豪華な事典が、あなたを映画制作のバックステージへと誘います。その華やかさ、数々の功績、苦難、挫折、スターの現実を識ることで、今まで目を向ける機会がなかったかもしれない映画を発見できるかもしれません。世界各国の名作映画の多くが、テレビやDVDで簡単に視聴できるようになったいま、ハリウッド中心の外国映画ベスト本とは一線を画した本書は、往年の映画ファンにとっても、新たな刺激を求める若き映画ファンにとっても、格好の手引き書となるでしょう。

思わずちょっと欲しくなりました…4200円(+税)は安いのでは?!

時代背景を踏まえた概説ページ

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見開きで一作品をとりあげる作品解説ページ

作品についての評価も含めた短いエッセイ、写真を使ったあらすじの紹介、映画制作者のプロフィールや関連事項に関するコラムなど、多角的な解説が施されている

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主な内容

【主な目次】

本書について サー・クリストファー・フレイリング
はじめに

■第1章:1900年~1929年

映画草創期
草創期の長編大作
サイレント映画のヒロインたち
幻想・怪奇映画
冒険活劇
ロシア映画にみる革命
サイレント時代の喜劇
サイレント映画の隆盛
シュルレアリスム映画
トーキーの映画の草創期

■第2章:1930年~1939年

ゴシック・ホラー
ギャング映画
スクリーンに見る社会
スクリーンの女神たち
フランスの詩的リアリズム
言葉を手に入れた喜劇俳優
大恐慌時代のミュージカル映画
ナチス映画とソビエト映画
初期アニメーション映画
スクリューボール・コメディ
戦争の影

■第3章:1940年~1959年

プロパガンダとしての映画
フィルムノワール
イタリアのネオレアリズモ
戦後のイギリス映画
フランス映画
ハリウッド・ミュージカル
北欧映画
アジア映画
戦後のハリウッド
反抗する若者たち
冷戦時代の映画
ハリウッドの西部劇
ヌーベルバーグ

■第4章:1960年~1969年

ブリティッシュ・ニューウェイヴ
ラテンアメリカ映画
アメリカン・ニューシネマ
セックスと映画
スパイ映画
SF映画
ホラー映画
ヨーロッパ映画
マカロニウエスタン

■第5章:1970年~1989年

西ヨーロッパの映画
ニュー・ジャーマン・シネマ
ニューホラー
ハリウッド犯罪映画
ハリウッド・パラノイア
アメリカのドラマ
ハリウッド超大作
オーストラリア・ニューウェイヴ
アジア映画
ミュージカル新時代
アフリカ映画
ベトナム戦争の遺産
アクション冒険映画
80年代コメディ映画
イギリス映画
サイコロジカル・ドラマ
ヨーロッパ映画
カナダ映画
中国映画

■第6章:1990年代以降

ヨーロッパ歴史映画
ハリウッド映画
アメリカ・インディペンデント映画
オーストラリア映画
イギリス・アイルランド映画
ヨーロッパ映画
CGIと特殊効果
アニメーション映画
ホラーの新展開
東アジアの映画
イラン映画のニューウェイヴ
ラテンアメリカ映画
ポストミレニアムのイギリス映画
ファミリー向け超大作
ミレニアム後のヨーロッパ映画
ボリウッド映画
9・11後のアメリカ映画
ミレニアム後のフランス映画

執筆者紹介
訳者紹介・訳者あとがき
索引
図版出典一覧

【商品概要】

書名:世界シネマ大事典

著者:フィリップ・ケンプ 責任編集、遠藤裕子ほか 訳

定価:本体4200円+税

発売日:2016年12月9日(金)より(発売日は地域によって異なります)

体裁:B5変型判/576ページ

ISBN:978-4-385-16232-4

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