4K徳島映画祭が今年も開催！11/25〜27まで徳島県神山町が劇場に変わる

元記事

寄井商店街を丸ごと劇場に　神山「４Ｋ映画祭」実行委

2016年11月22日 | 出典:徳島新聞web

神山町神領で２５～２７日に開かれる高画質映像の祭典「第２回４Ｋ徳島映画祭」の一環として、県やサテライトオフィス（ＳＯ）でつくる実行委が、約５００メートルある寄井商店街を丸ごと劇場に変える。
(中略)
作品は、国内外の放送局、映像作家らが撮った５分～１時間の４０本余り。那賀町を舞台にした「桜谷小学校、最後の１７４日」、三好市出身の映画監督蔦哲一朗さんの「林こずえの業（わざ）」などもある。

2016年11月25日~27日までの3日間、徳島県神山町にて、スーパーハイビジョン（4K/8K）の作品に特化した「4K徳島映画祭2016」が開催されます。

同映画祭は昨年に引き続き2回目の開催となり、全国から募集した4K作品の中から優秀な作品を表彰し、受賞作品・ノミネート作品の上映会がおこなわれます。

また、映画祭と同時に「とくしま４Kフォーラム2016」も同町でおこなわれ、こちらでは基調講演や最新の技術動向に関するセミナー、最新機器の展示、各種イベント等も開催される予定です。

イベント情報

「4K徳島映画祭2016」
日程：11/25〜11/27
主催：とくしま４Ｋフォーラム実行委員会
共催：神山町

後援：総務省、（一社）日本ケーブルテレビ連盟、（一社）衛星放送協会、（一社）放送サービス高度化推進協会（A-PAB）、NHK徳島放送局、株式会社エフエム徳島

協力：ショートショートフィルムフェスティバル&アジア

『とくしま４Kフォーラム2016』

【会場】

・神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス

徳島県名西郡神山町下分地野49-1

・WEEK神山

徳島県名西郡神山町下分字地野57

上映作品および会場情報など詳細は下記、映画祭公式サイトよりご確認ください。

4K徳島映画祭2016 公式サイト：http://4kforum.jp/

なぜ4Kと神山町?

人口6千人の徳島県神山町。あえていうと”田舎”のこの町は、アナログ放送からデジタル放送への移行にあたって山間部の難視聴対策としてケーブルテレビ兼用の光ファイバー網の整備を街全体に進めた結果、日本でも有数の光ファイバー網を有する地域となり、IT関連、映像コンテンツ制作に関わる企業などがサテライトオフィスを構えたりしたことなどで人口も増加、”最先端の田舎””地方創生の先行モデル”として注目を集めています。

ケーブルテレビ網および光ファイバー環境を整備したことで「4K実証をするなら徳島で！」という県のPR策としてスーパーハイビジョン関連のイベントが行われるようになり、同映画祭へとつながったようです。

神山町に関して過去にはこんな記事も

山間の村に最先端の芸術家やＩＴ起業家が続々移住？
“創造的過疎”を掲げて地域再生を図る神山町の先見性

2013年7月2日 | ダイヤモンド・オンライン

悪条件に屈することなく、地域を自力で活性化させている自治体が全国にいくつか存在する。その代表的な存在の1つが、前回紹介した「葉っぱビジネス」の徳島県上勝町だ。
その上勝町の北隣りに、急速に知名度を上げている自治体がある。「芸術と文化による地域再生」を進める神山町である。ＩＴベンチャー企業などの呼び込みに成功し、全国の自治体関係者らの注目を集めている。その手法を知ろうと、神山町にも各地から視察が殺到している。

スーパーハイビジョンだけでなく自然豊かな町も魅力

前回好評だったという、こたつに入りながら映像鑑賞が可能な「こたつシアター」も用意される予定で、映画祭HPには、”徳島の文化、伝統、食などにも触れていただき豊かな自然の中で五感をフルにつかった作品鑑賞を堪能いただくことを目的にしています”とのPRもあり、ほっこり癒やされる映画祭となりそうです。