「スター・ウォーズ エピソード9」は65ミリフィルムで撮影

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「スター・ウォーズ エピソード9」は65ミリフィルムで撮影

2016年11月16日 | 出典:映画.com

「スター・ウォーズ エピソード9」が、「アラビアのロレンス」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」といった往年の名作と同じ、65ミリフィルムで撮影されることになりそうだ。

コダック社はこのほど、英ロンドンにある現像所が65ミリフィルムに対応したと発表し、今後取り扱う作品として「スター・ウォーズ エピソード9」を挙げている。65ミリフィルムとは、通常の映画撮影フォーマットである35ミリフィルムよりも高精細度の迫力映像を提供できることで知られている(上映時は70ミリプリントになる)。

以前からフィルムで撮影するという話はありましたが、どうやら現実味を帯びた形の発表がなされました。

ただし「フォースの覚醒」の続編にあたるエピソード8は65ミリでの撮影も検討されましたが、既に35ミリで撮影されることになっています。

過去にはこんな記事も…

デジタルでなくフィルムで撮影される『スター・ウォーズ』、その理由とは

2016年2月1日 | WIRED

一見古めかしいフィルムというメディアで撮影する理由は、意外なことに、古びないという利点があるからだ。デジタルで撮影した映画は、その後も、「その時に使われていた技術」の最高分解能にしかならない。ちぐはぐになることが多いアップ・コンヴァージョンをしなければ、1080p、2K、4Kで撮影されたものはずっとその解像度であり、ディスプレイが向上するにつれて見た感じが悪くなる。

フィルムならば、きちんと保管されている限り、将来、リマスターによって最初のリリース時より大幅に画質を上げることができる。VHSとBlu-rayの画像の違いを見ればわかる。そして、フィルムのストックがたくさんあれば、将来世代はより細かく取り込んで利用することができる。


ハリウッドの撮影監督はデジタル派?フィルム派?米誌が検証

2014年12月30日 | 映画.com

ハリウッドでデジタル撮影が普及するなか、ハリウッド・レポーター紙がアカデミー賞狙いのハリウッド映画の撮影フォーマットを検証した。
(中略)
フィルム派として知られるクリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」で、撮影監督のホイテ・バン・ホイテマはIMAXと35ミリフィルムで撮影を実施。また、ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作「Ihnerent Vice」の撮影監督ロバート・エルスウィットも35ミリを採用している。

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