「Mavic Proを見て 改めて空撮カメラワーク について考えてみた」
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DJIの折り畳みドローンMavic Proが発表されました。現時点(2016年10月初旬)では、私はまだ触ることができていませんが、原稿が本誌に掲載される頃には入手していることでしょう。今回はあちこちで報じられるMavicのニュースを眺めながらドローン空撮のカメラワークについて改めて考えてみました。
ざっくりいうと…
・ドローン空撮ではドローンの位置と動かし方が重要でチームプレイで操縦/撮影するが、Phantomクラスの機体は2オペでなく1オペで操縦する
・Mavic ProはPhantomよりさらにコンパクトさに主眼を置きつつちゃんと現場で使える機体になっているため、1オペ空撮に向いている
・1オペで空撮の画作りができるパイロットが育っていくと、ベテランの名人芸で支えられてきた現在のドローン空撮の現場にも充分割り込んでいける
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Mavic proはPhantom4の性能そのままにコンパクトにした最強ドローン
まずはMavic proの基本情報を箇条書きにしてみる。
1.価格は、119,800円
2.コンパクト&軽量:743gと軽量であり、折りたたみ可能
3.送信機:プロポもコンパクト!しかもスマホをプロポにできる。
4.最大4kmまで送受信可能!
5.4Kカメラ搭載:Phantom4とインスパイアと同レベルの映像撮影が可能
6.障害物回避+対地高度維持などで安全性抜群!
7.最大27分の飛行時間:実質1フライト20分程度と思われる。
8.アクティブトラック:自動追尾等の自動飛行機能も対応
といった性能になります。
では詳しく解説していきます。